yamaの仮面マスクの理由やきっかけと誰がつくったのか値段や種類や素材などについて

有名人

こんにちは、もうすぐアンクルグランマです。

数々の楽曲で、独特の世界感をかもしつつ、幅広い方面で活躍している歌手のyamaさん。

yamaさんといえば、仮面のようなマスクに青い髪、フード付きパーカーのイメージですが、ふとそのトレードマークでもある仮面マスクについて気になりました。

yamaさんがなぜその仮面マスクを着けるようになったのか、その理由やきっかけ、誰がマスクを作っていて、値段はいくらぐらいするのか、またその種類や素材についてなど、調べてまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

yamaとは?

yama(やま)さんは、2018年にYouTubeでカバー動画を投稿し、活動をはじめました。

SNSを中心に注目を集め、2020年4月「春を告げる」でメジャーデビューしたソロシンガーです。

「春を告げる」という曲は、ボカロPのくじらさんが作詞作曲をしています。

くじらさんがYouTubeでyamaさんの歌声のファンになり、X(当時Twitter)でyamaさんにボーカルを依頼したことがきっかけとなり交流がはじまりました。

最初は「feat.(フィーチャリング)」という形で、くじらさんの曲をyamaさんが歌っていましたが、そのうちyamaさんが「オリジナル曲出したい」とのことでくじらさんに依頼、できあがったのが「春を告げる」でした。

2人は会うこともなく、顔も知らないままこの曲を共同制作したのだそうです。

MVは、ともわかさんが描いたたった一枚のイラストのみですが、この曲は、ストリーミング再生の累計1億回以上を超え、多くの人に支持されました。

2020年といえば、コロナの大流行により、世界中が激動の渦に巻き込まれていた頃です。

人々は、活動を制限されて、自由を失い、それぞれに不安や焦り、悲しみなど、いろいろな思いを抱え、苦しかった時代だったと思います。

そんな中で発信されたyamaさんが歌う「春を告げる」という曲は、光や希望、共感だったりを生み出し、人々の心を癒やし、支えてくれたもののひとつだったのかもしれません。

yamaさんは、その後も素顔もあかさず、性別も出身も非公表で活動しています。

yamaの代表曲は?

yamaさんは様々な曲を発信しています。

前述した「春を告げる」以降の代表曲をしぼることはむずかしく、ここでは、アニメやドラマ、映画の主題歌などになった曲をあげてみました。

<アニメ>
・「麻痺」 アニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」オープニングテーマ

・「Oz.」 アニメ「王様ランキング」エンディングテーマ

・「色彩」 アニメ「SPY×FAMILIY」主題歌

・「slash」 アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」オープニングテーマ

・「ハロ」 アニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマ

・「BURN」 アニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱」第2クールオープニングテーマ

・「GRIDOUT」 アニメ「ユア・フォルマ」オープニングテーマ

<ドラマ>
・「Sleepless Night」 フジテレビ系月9ドラマ「ナイト・ドクター」オリジナルナンバー

・「真っ白」 ABEMAドラマ「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss On The Bed」主題歌

・「カーテンコール」 ABEMAドラマ「恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss or kiss」主題歌

・「us」 ドラマ「誘拐の日」主題歌

<映画>
・「くびったけ」 映画「線は、僕を描く」主題歌

・「返光(Movie Edition)」 映画「スイート・マイホーム」主題歌

・「独白」 映画「先生の白い嘘」主題歌
         ・・・などなど

ここではあげきれませんが、上記以外にも、CMのタイアップ曲なども多数あります。

yamaさんは日本だけではなく、アジアでツアーを行うなど、着々と活躍の幅を広げています。

いかに各方面で注目され、求められているのかがわかりますね。

yamaが仮面マスクを着ける理由

yamaさんは、いつも仮面マスクを装着しており、素顔を明かしていませんが、その理由は、「作品だけを純粋に楽しんで聴いて欲しい」との強い思いがあるからだそうです。

また、人前に立つのが恐い、自分のビジュアルを出したくない、アーティストとしての自分とそうではないときの自分を切り離したい、との思いもあるようです。

小さい頃から歌うことが好きだったものの、人前で話したり歌ったりするのは苦手で、元々インターネットで音楽をはじめたのも、インターネットであれば、人前にでて歌うことなく、たくさんの人に聴いてもらえるんじゃないかと思ったのがきっかけでした。

yamaさんは、当初は表にでないスタンスだったものの、思いの外たくさんの人々に支持され、ライブなど今後の活動を考える上で、どうしても世間に出ていくことを求められるようになりました。

自分の気持ちと折り合いをつけるという意味で、この「仮面マスクをつける」というところに行き着きました。

最初はフルフェイスを希望していましたが、さすがに息ができず歌えないということで、いろいろ検討した結果、口元はでている今の形に落ち着いたそうです。

yamaさんは、表に立つことに、相当の抵抗と覚悟があったのですね。

でも、仮面マスクをつけいているとはいえ、その勇気を出してメデイアに出てきてくれたおかげで、yamaさんが実際に歌っている姿を目にすることができるようになりました。

yamaさんという人を知ることができるようになった私達は、さらにその楽曲を理解し、好きになることができるようになったのではないかと思います。

仮面マスクは、一見ファッションのようにもみえますが、そんな思いがあることを知ると、このマスクの存在意義の大きさを感じます。

きっとこの仮面マスクは、yamaさん自身に「自信」を与えてくれたのだと思います。

そして、この仮面マスクが、自分でも自己肯定感が低いというyamaさんがのびのびと活動し、さらにたくさんの素晴らしい曲を歌ってくれるチャンスをくれたのだ、と思うと、その曲を聴いて癒やされたり元気をもらう側としては、そのマスクに感謝の念すらを抱いてしまいますね。

yamaが仮面マスクをつけたきっかけ

yamaさんが仮面マスクをつけるようになったのは、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演することになったことがきっかけです。

2020年12月、yamaさんは、YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で「春を告げる」の歌唱シーンを公開、これがメディアでの初登場となりました。

「THE FIRST TAKE」では、姿を公開しなければならないのですが、それまでは顔出ししていないアーテイストは出演していなかったので、yamaさん自身、とても不安があったようです。

しかし、SNSでは「yamaが実在した!!」と話題になりました。

ここでyamaさんが実在していることを認識し、さらにその仮面マスクをした謎の風貌に興味をもち、引き込まれていった人もたくさんいたのではないでしょうか。

yamaがつけている仮面マスクは誰が作った?

yamaさんの仮面マスクを作っているのは、特殊メイクアップアーティストの快歩(かいほ)さんです。

yamaさんがメディア初登場となった「THE FIRST TAKE」のときの仮面マスクも、快歩さんが制作したものです。

快歩さんは、特殊メイクやグラフィック、アートディレクションなど、独自の世界観を追求した作品制作を行なっており、King GnuやOfficial髭男dism、Vaundyさん、藤井風さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんなど、さまざまなアーティストのミュージックビデオ制作に参加しています。

快歩さんは、これだけのそうそうたるアーティスト達からのニーズがあることを考えれば、かなりの実力をお持ちであり、信頼を寄せられていることは明らかで、これからの活動や作品も気になる人物ですね。

<快歩さんプロフィール>
1996年生まれの名古屋市出身。名古屋市立工芸高等学校デザイン科卒業後、「Amazing School JUR」という特殊メイク・造形アーティスト養成学校で基礎を学び、2016年卒業。その後もフリーランス、独学で活動を続け、独自のスタイルを確立、2020年、オーストラリアで開催された特殊メイクの大会「WBF 2020 World Championships special effects makeup」にて、世界のTOP3に選出。「FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024 世界を変える30歳未満30人」にも選出されている。

yamaがつけている仮面マスクの値段は?

yamaさんがつけいている仮面マスクは、オーダーメイドの特注品です。

具体的な値段はわかりませんが、yamaさんいわく「新社会人の初任給」ほどの費用がかかっているそうです。

「新社会人の初任給」は、学歴や業種によって幅広いので一概には言えませんが、一般的にみて、最低でも20万円前後はかかっているのではないか、ということが予想されます。

yamaさんのマスクはもうすでに何種類かあるようなので、素材や仕様によっては、値段も変わっているかもしれません。

でも、yamaさんには欠かせない存在であることを思えば、とても貴重な作品ですし、付加価値もかなりついていることでしょう。

yamaがつけている仮面マスクの種類は?

yamaさんがつけいている仮面マスクについての情報は限られていますが、画像でわかる範囲で確認できたのは、5種類でした。

YouTubeの「THE FIRST TAKE」で「春を告げる」を歌唱したときの初代マスクは、じつは視界も悪く、まばたきもできなかったそうです。

快歩さんも、ゼロベースから試行錯誤して作ったそうで、大きなチャレンジだったようです。

最初って、一番むずかしいですよね。

口元を出すことはわかっていても、ほほの部分はどこまでどうするのかなど迷ったのではないでしょうか?

その後のマスクでも継続されていますが、しずくのようなチャーム部分が可愛らしくて、仮面に感じてしまう不気味さを和らげてくれているような感じがします。

でもあれだけのインパクトを残したので、これはこれで大成功だったでしょう。

上記のマスクが2代目かどうかははっきりしませんが、2代目マスクは、初代からさらに試行錯誤のうえ、メッシュ部分が改良されており、初代より見えやすくなっているそうです。

2025年のマスクは、メッシュ部分も荒くなって、さらにちょっと溶けかかっているような、しずくが大粒になっているようです。

まるでレース編みのようで、デザイン性がさらにアップしてきている印象です。

YouTubeの「THE FIRST TAKE」で「麻痺」を歌唱したときに装着している黒いマスクもあります。

色が変わるだけでも、光沢がはっきりとして、印象が大きく違いますね。

そして、新潟の能楽堂でのライブのために作成された般若仕様のマスクです。

これがまた特別感があって、めちゃくちゃリアルで恐いけど、かっこいいですね!!

画像で探し、見た目で確認できた種類は、以上の5種類ですが、他にもあるかもしれません。

でも、とにかくマスクがだんだん進化していることがわかります。

まるでyamaさんの進化と伴っているかのような・・・

これを作っている快歩さんって、ほんとすごい人ですね。

これからもyamaさんの仮面マスクがどんなふうにかわっていくのか、楽しみです。

yamaがつけている仮面マスクの素材は?

yamaさんが実際つけている仮面マスクの素材が何なのか、という情報は見つかりませんでした。

特殊メイクは、シリコンやウレタン、石膏、樹脂などのさまざまな素材を使って、質感などをイメージに近づけていくそうです。

専門的なことはわかりませんが、yamaさんが、カンロ「ピュレグミ」2023年春 新CM発表会に登場した際、自分が着けているマスクについて、「やわらかい」と表現されていました。

仮面というと、能のお面のように硬いものを想像していましたが、そうではないようです。

yamaさんのマスクも進化の過程で、素材も変わっていっているのかもしれません。

たしかに硬さや重みもあったりしたら着け心地が気になりますし、顔の筋肉が動かしづらければ、歌いづらくもなってしまいそうですもんね。

そこはきっとよく考えられた素材で作られているのでしょう。

まとめ

・yamaさんが仮面マスクを着けているのは、「作品だけを純粋に楽しんで聴いて欲しい」との強い思いと、人前に立つことへの恐怖、自分のビジュアルを出したくない、アーティストとしての自分とそうではないときの自分を切り離したい、との思いがあるから。

・yamaさんが仮面マスクを着けるきっかけになったのは、2020年12月に配信されたYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演し「春を告げる」の歌唱を公開することになったこと。

・yamaさんの仮面マスクを作っているのは、特殊メイクアップアーティストの快歩(かいほ)さん。

・yamaさんがつけている仮面マスクの値段は、最低でも20万円前後はかかっていると予想される。

・yamaさんがつけている仮面マスクの種類は画像でわかる範囲で5種類はある。

・yamaさんがつけている仮面マスクの素材は、具体的には不明だが、やわらかい素材のものがある。

以上、歌手のyamaさんの仮面マスクについてまとめてみました。

表に出たくないと思いなが歌手活動をはじめたyamaさんが、仮面マスクを着けるという方法を得て、世にでて活躍の幅を広げてく姿は、たくさんの人に勇気を与えてくれていると思います。

なにかしらのきっかけで、一歩踏み出せるようになることは、こんなにも世界を広げることができるようになるのですね。

自分もなにか一歩踏み出す勇気をもらい、背中をおされているような気がします。

そんなyamaさんの活躍を、これからもとても楽しみにしています。

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。

なにかのお役に立てれば幸いです。

またどこかでお会いしましょう。

もうすぐアンクルグランマでした。

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