こんにちは、もうすぐアンクルグランマです。
2025年6月21日（土）21時から放送テレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」が放送されました。
「看守の流儀」は刑務所を舞台としていますが、そのドラマ中で、受刑者として登場する「三上 順（JUN）（みかみ・じゅん）」という人物が、とても気になりました。
その役を演じていたのは誰で、どういう人なのか、ということについても調べてみましたので、興味のある方は、どうぞご覧ください。
「看守の流儀」とは？
「看守の流儀」は『このミステリーがすごい！』大賞を受賞した、金沢市在住のミステリー作家、城山真一さんの小説です。
石川・金沢にある加賀刑務所を舞台としたヒューマンミステリーで、様々な事情を抱えた受刑者達とそんな彼らの更生に力を尽くす刑務官達の姿を描いた物語です。
その作品がドラマ化され、情熱あふれる若き熱血刑務官を竹内 涼真さん、整った顔になぜか傷のある謎に包まれた上級女性刑務官を、木村 文乃さんが演じています。
更生の最後の砦とされる刑務所という中で事件がおこり、看守である刑務官達の葛藤などを通して、様々な人間模様が描かれています。
小説を読んだ読者の感想としては、ドラマ化は難しいんじゃないかとの声もきかれていたので、このドラマ化は、とても話題となっており、注目を集めていました。
そもそも「ヒューマンミステリー」というジャンルについて、私は馴染みがなかったので、最後、一体どんな感情で終わるのか、とても気になっていました。
実際にドラマをみてみたら、なにかスッキリとモヤモヤと感動が入り交じったような、とても複雑な心境になりした。
あまり経験のない感情かもしれません・・・。
受刑者の三上 順（JUN）（みかみ・じゅん）とは？
受刑者の三上 順（JUN）（みかみ・じゅん）は、トランスジェンダーです。
「JUN」として世に知られる、有名アーティストです。
刑務所に入ることになったきっかけは、交際相手の男性に対する傷害罪でした。
三上 順は、性同一性障害で、性別適合手術を受けています。
見た目は女性ですが、戸籍上は男性であったため、女子刑務所に入ることができず、加賀刑務所へ入ることになりました。
外見も内面も女性であるため、他の受刑者から守るために特別措置を取られることになります。
有名人であり、トランスジェンダー、そして、恋人を傷つけて、刑務所に入ることになった三上 順。
「有名人」「トランスジェンダー」というだけでも、けっこう葛藤の大きな日々を送ってきたであろうに、さらに「犯罪者」となり、その傷つけた相手が恋人とは・・・。
一個の要素だけでも、気持ちを想像するだけで、かなりのエネルギーを使ってしまいそうなのに、この三重苦？四重苦？は重すぎませんか？？
しかも、女性として生きてきた自分が入る刑務所は、男が入る刑務所。
なんかこれが現実、というか、いろんな意味で切ないですね。
この状況を、彼女は一体どう乗り越えていくのでしょう・・・
とにかくすべて受け入れて、自分が強くなるしかないのか？
でも、考えてみれば、こういう状況はきっともう現実にも起こっているんですよね。
受刑者であっても人権はあって、でも罪を犯してしまったことも被害者がいることもたしかであって、それでも、更生していくためには、一体何が必要なのか・・・
「三上 順」を取り巻く状況や問題が複雑すぎて、なにか胸にズーンときてしまい、すごく考えてしまいました。
三上 順（JUN）（みかみ・じゅん）役は誰？
そんな複雑な事情を抱える三上 順を演じていたのは、「ロザリーナ」さんです。
ロザリーナとは？
ロザリーナさんは、東京出身の日本のシンガーソングライターで、「Sony Music Records」というレコード会社に所属しています。
年齢は公表されていません。
ロザリーナさんの魅力は、そのかわいらしいルックスでありながらのハスキーボイス、しかし、それはとても繊細な歌声であり、感情が豊かにあふれています。
自身のXでもギター弾き語りを披露していますが、一度聴いたら、なかなか忘れられない歌声です。
2016年、1stアルバム「ロザリーナ」をインディーズでリリースし、歌手としての本格的な活動をスタート、2018年4月11日、シングル「タラレバ流星群」で、Sony Music Recordsからメジャー・デビューしました。
メジャーデビュー以後、「からくりサーカス」や「歌舞伎町シャーロック」など、多くのTVアニメテーマ曲を担当したり、NHK「みんなのうた」への楽曲を書き下ろしたりもしています。
人気ロックバンドのTHE ORAL CIGARETTESとコラボしたりと、多岐にわたって活動しています。
2016年 西野 亮廣作の絵本「えんとつ町のプぺル」のテーマ曲を歌い、知名度を上げました。
2020年「えんとつ町のプペル」映画化された際にも、エンディング主題歌を担当しました。
2023年には、高畑 充希さんと田中 圭さんが主演したテレビ朝日ドラマ「unknown」の挿入歌や、2024年5月24日公開の映画「帰ってきた あぶない刑事」でも挿入歌を担当しています。
その他の活動としては、2022 年「コカ·コーラ福ボトル」のTVCM「魔法は。すぐそばにある」篇で、CM初出演、Amazon Music のブランドCM「Following is Cheering」篇にも出演していました。
演技のほうでは、2024年、音楽劇「姉さんは、暖炉の上の、壺の中—My Sister Lives on the Mantelpiece」という作品で、舞台に出演されています。
ドラマに関しては、他に出演情報がみつからなかったので、今回の「看守の流儀」が、はじめてのドラマ出演だったようです。
劇中では、役柄が複雑な事情を抱えた受刑者ということもあり、重々しい雰囲気というか、陰のある感じがでていましたね。
でも、アーティストであることもそうですし、とても繊細な内面をもっていそうな感じが、「三上 順」という人物と重なっているように思いました。
ドラマの最後で流れた彼女の歌声は、切ないようでもあり、でもその中に希望のような、情熱のようなものが秘められているような気がして、なんだかとても心にしみました・・・。
まとめ
・「看守の流儀」とは、『このミステリーがすごい！』大賞を受賞したミステリー作家、城山真一さんのヒューマンミステリー小説。
・ドラマ「看守の流儀」に登場する受刑者の三上 順は、トランスジェンダーでもあり、「JUN」として世に知られる有名アーティストでもあり、交際相手への傷害罪で刑務所に入ることになった。
・三上 順を演じていたのは、シンガーソングライターの「ロザリーナ」さんであり、魅力的なルックスと歌声で多岐にわたり活躍中。
今回は、ドラマ「看守の流儀」で、受刑者であるトランスジェンダーの三上 順、そしてそれを演じるロザリーナさんについてまとめてみました。
はじめてのドラマで、これだけ事情をかかえた役を演じるなんて、大抜擢ですよね。
これまでも、アーティストとして、すでに注目されていたようですが、このドラマ出演でさらに知名度を上がって、これからますます活躍の幅がひろがっていくことでしょう。
今後もぜひ注目しつづけたいと思います。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
なにかのお役に立てれば幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
もうすぐアンクルグランマでした。
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