こんにちは、もうすぐアンクルグランマです。
最近、「ズーカラデル」というロックバンドに注目しています。
たまたま「ズーカラデル」の曲を聴いてみたら、どこか懐かしいようでもあり、新しくもあり、今までにない不思議な感覚になりました。
「ズーカラデル」って名前は聞いたことあったけど、どんなバンドなんだろう?
そして「ズーカラデル」は、同じくロックバンド「スピッツ」のイベントに度々出演しているみたいだけど、一体なんで、どうして?
まだよく知らない「ズーカラデル」というバンドのこと、そして「スピッツ」とは一体どんな関係なのか調べてみました。
興味のある方はぜひご覧ください。
ズーカラデルとは?
「ズーカラデル」は、ボーカル&ギターの吉田崇展(よしだたかのぶ)さん、ベースの鷲見こうた(わしみこうた)さん、ドラムの山岸りょう(やまぎしりょう)さんからなる、北海道札幌発のスリーピースロックバンドです。
メンバーについて
・吉田崇展(よしだ たかのぶ)
:1988年11月1日(36歳:2025年7月現在)ボーカル・ギター。全楽曲の作詞、作曲をしています。
・鷲見こうた(わしみ こうた)
:1991年2月26日(34歳:2025年7月現在)ベース・コーラス。2018年3月に加入しました。「こたぽん」と呼ばれています。
・山岸りょう(やまぎし りょう)
:12月24日(年齢は不明) ドラムス・コーラス。
ズーカラデルの歴史①(2015年 結成~2024年)
2015年、弾き語りを中心として活動していた吉田崇展さんが、「吉田崇展とズーカラデル」というバンドを結成、2017年 「ズーカラデル」という名前で活動をはじめました。
メンバーチェンジを経て、2018年3月に現在の3人体制となり、2019年に、1stフルアルバム「ズーカラデル」をリリースしました。
ちなみにバンド名は「動物園(ZOO)から出る」に由来していると言われています。
結成当時から4年ほどは北海道で活動し、それからは、2019年、吉田崇展さんが30歳のときに上京し、活動を続けています。
上京後、2020年9月、ミニアルバム「がらんどう」を、ビクターエンタテインメントよりメジャーリリースしました。
2021年7月に配信リリースされたシングル曲「未来」は、みずほフィナンシャルグループ「心の叫び篇」「小さな決意篇」のCMソングに抜擢されました。
2022年1月、2ndフルアルバム「JUMP ROPE FREAKS」をリリース、「JUMP ROPE MADNESS TOUR」を開催しました。
2023年3月、ミニアルバム「ACTA」をリリース、全国ツアー「SPACE ACTA STATION」を開催しました。
2024年3月、3rdフルアルバム「太陽歩行」をリリースしてツアーを開催、同年10月にもデジタルシングル「バードマン」をリリースし、全国ツアー「朝が来たら私たち」を開催し、札幌、函館を含む全国11カ所(12公演)をまわりました。
ズーカラデルの歴史②(2025年)
まず、2025年は「ズーカラデル」にとって、結成10周年の記念すべき年です。
2025年にはいり、バンド結成当初からライブで歌い続けてきたという「友達のうた」を2月にリリース、3月には、この曲ををモチーフとして、今泉力哉さんが監督・脚本を手がけた短編映画『冬の朝』が公開されました。
今泉力哉さんは、「愛がなんだ」や「からかい上手の高木さん」など話題となった映画を多数手がけている監督さんです。
そして、4月に「ローリンローリン」という曲をリリースしていますが、この曲は、結成20周年を迎えるお笑いコンビ・銀シャリからオファーがあり、“銀シャリ単独ライブ20周年記念ツアー「純米大銀醸」”のオープニング曲として書き下ろされました。
7月には、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送の「浅草ラスボスおばあちゃん」で初のドラマ主題歌となった「大喝采」もリリースされました。
9月10日には4thフルアルバム「ポイントネモ」が、結成10周年の集大成としてリリースされます。
そして、2025年10月17日から、10周年記念ツアー『マイ・スイート・サブマリン・ツアー』(全国12カ所で13公演)の開催が予定されています。
バンド結成から、地元の北海道での活動を経て、徐々に世間に浸透、その後上京してからも、さらに曲やアルバムを次々とリリースし、ツアーも開催するなど、その活動範囲を着々と広げてきたのがわかりますね。
「ズーカラデル」は結成10周年を迎え、さらに勢いを増しているようです。
ドラマやテレビを通して、さらにたくさんの人が「ズーカラデル」とその曲を知ることになるでしょうし、「ズーカラデル」はきっと、これからもっと広い世界に羽ばたいていくことになるでしょう。
「ズーカラデル」と「スピッツ」との関係とは?
「ズーカラデル」は、同じくロックバンドである「スピッツ」が開催しているイベントに度々出演しています。
「ズーカラデル」と「スピッツ」は、じつは「GrassHopper」(グラスホッパー)という同じ事務所に所属していますので、先輩・後輩にあたります。
年齢的にも「ズーカラデル」は30代半ばといったところ、「スピッツ」は平均年齢57~58歳です。
「スピッツ」って、もうそんな年齢??
「スピッツ」の方々、全然そんなふうにみえなくて驚きですが、それはそうと、年の差が20歳近くもあるのですね。
それはもう「大先輩」だし、「かわいい後輩」でしょう!!
よくわかります、その気持ち!!!!
こんな人達が先輩だなんて、うらやましい・・・。
「ロックロック こんにちは」は、1997年からはじまった、「スピッツ」が主催している音楽イベントです。
ゲスト数は決して多くはないですが、若手からベテランまでが幅広く出演する、大人気のイベントです。
そのイベントに、2019年と2023年の2度、「ズーカラデル」も参加しています。
「ロックの細道」は、こちらもまた「スピッツ」が主催するライブイベントで、東北地方を巡るツアー形式で、2010年から開催されています。
このイベントに、「ズーカラデル」は、2022年、2023年、2024年の3度、出演しています。
どちらのイベントも、ゲストが少ないイベントにかかわらず、けっこうな頻度で出演しています。
このイベントをきっかけに、「ズーカラデル」を知った人もたくさんいることでしょう。
たしかに、事務所の先輩後輩という関係もあるかもしれませんが、けっしてそれだけではなさそうです。
というのも、「スピッツ」の草野マサムネさんが、ご自身がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「SPITZ草野マサムネのロック大陸漫遊記」で、『2018年に気になった曲』として、「ズーカラデル」の「漂流劇団」という曲を紹介しています。
草野さんは、前年に聴いた「ズーカラデル」の「アニー」という曲から気になっていたそうで、2018年に行われた「スピッツ」のイベント「新木場サンセット2018」への出演を「ズーカラデル」にオファーしたんだとか。
草野さんは、同じ事務所に決まる前から「ズーカラデル」のことをいいバンドだと事務所に話しており、そしたらじつはすでに事務所が交渉中だったという話を、ラジオやイベントでもお話されているようです。
その後、「ズーカラデル」は2019年に上京しましたから、ご縁というべきか、引き寄せられたと言うべきか・・・
まさに音楽がつないだ関係ですね。
ちなみに、草野さんが紹介した「漂流劇団」という曲、じつは以前フジテレビで放送されていたバラエティ番組の「イタズラジャーニー」のオープニング曲でした。
「イタズラジャーニー」は、2022~2024年にかけてフジテレビ系列で放送されたバラエティ番組で、かまいたち&チョコレートプラネットが旅の道中さまざまなイタズラをしかけられるというもので、ガイド役が渋谷凪咲さんでした。
なんか聴いたことがあるな~と思ったら、ほんとに聴いたことがありました。
どこにどんないたずらが仕掛けられているのかドキドキワクワクする番組だったので、たしかにこの番組にはピッタリの曲ですね。
「ズーカラデル」の知名度が着々と上がっているのは確かですし、それはきっともうとどまらないことでしょう。
今のところ、「ズーカラデル」がテレビで歌唱したとの情報は見つからなかったので、音楽番組など、これからテレビでみる機会もでてくるかもしれません。
まとめ
・「ズーカラデル」とは、ボーカル&ギターの吉田崇展さん、ベースの鷲見こうたさん、ドラムの山岸りょうさんからなる、北海道札幌発のスリーピースロックバンド。
・2015年のバンド結成後は北海道で活動、2019年に上京し、9月にミニアルバム「がらんどう」をメジャーリリース。
・数々のシングル、アルバムをリリースし、ツアーも開催、それらの曲はCMやテレビ番組、芸人の記念ライブのオープニング曲、ドラマ主題歌として使用されている。
・2025年は「ズーカラデル」結成10周年であり、シングルやアルバムもリリース、10月からは10周年記念ツアーも予定されている。
・「スピッツ」とは所属事務所が同じで、先輩後輩にあたり、「スピッツ」主催のイベントに多数出演、共演している。
・「スピッツ」の草野マサムネさんは、じつは事務所が同じになる前から「ズーカラデル」が気になって、イベントに出演オファーしていた。
以上、「ズーカラデル」というバンドについてと、「スピッツ」との関係についてまとめてみました。
「ズーカラデル」は、今はまだ先輩たちの背中を追いかけている、というか、同じロックバンドとはいえ、まったく別のバンドなので、並走している、といってもいいかもしれません。
私が彼らをすごいと感じるところは、もともとの彼らの素質に加えて、日常含めた様々なところから、まんべんなくいろいろなものを吸収し、そしてそれらをちゃんと自分達の中で消化し、自分達らしさと融合させ、新しい物として生み出すことができるところです。
ですから、なんとなく懐かしさを感じるのに、なぜか絶対的な新鮮さをも、感じてしまうのではないかと思うのです。
彼らの曲は、さわやかさの中に、悲しさや憂いもあり、でもその中に茶目っ気みたいなものも含まれているように感じます。
なんとなく静かに耳を澄まして聴いてしまう歌詞なのに、気づけばリズムにあわせて体が揺れている。
そして、それがとてつもなく心地よい。
まるで木陰のハンモックの上でゆらゆら揺られているような、そんなイメージです。
これは「ズーカラデル」でしか感じたことがないように思うのです。
みなさんはいかがですか??
これからの彼らのさらなる飛躍が楽しみです。
そして、彼らの曲から「癒やしとパワー」をいただいて、日常を乗り越えていきたいと思います。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
なにかのお役に立てれば幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
もうすぐアンクルグランマでした。
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