加賀まりこの年齢や輝きの秘訣とは?若い頃と恋愛や結婚、そして現在は?

女優

こんにちは。もうすぐアンクルグランマです。
今回は、今も輝きを放ち続け、活躍されている大御所大女優の加賀まりこさんについて、ふと気になって、調べてみました。
もちろん年齢から、その輝きの秘訣、若い頃はどうだったのか?恋愛は?そして現在結婚なさっているのか?など。
結果、私にとって、加賀まりこさんは、さらにあこがれの人となりました。ぜひぜひ、彼女の魅力を少しでも共有できたらうれしいです。

加賀まりこさんの年齢や輝きの秘訣とは??

テレビや映画などで、長年活躍されていらっしゃる加賀まりこさんですが、姿勢や立ち振る舞いもいいし、ハキハキしていてパワフル、見た目の変化もあまりないように感じませんか?

いったいおいくつなのか?

加賀まりこさんは、1943年(昭和18年)12月11日生まれで、今年満82歳(現在81歳)東京のご出身です。

まさかの80代???私が知っている、80代の方々のイメージとは大きくかけ離れています。
でもたしかに、年齢とかけ離れた印象の方々はたくさんいらっしゃるので、きっとなにか秘訣があるのでしょう。

2023年12月29日の「ESSE online」の記事に、加賀まりこさん当時80歳で、はつらつ元気でいるための秘訣や、日々実践している習慣についての記事がありました。

その記事によると、70歳からピラティスをはじめ、体力維持をされていたそうです。
「ぼけずにいるのは、よく動くから」ということで、家でテレビを観ながら、V字開脚をしたり、タクシーに乗っているときでも、前の車のナンバーでかけ算足し算をしていらっしゃるそう・・・。

「朝起きたら、運動代わりに家の前の坂を往復するのね。たった数十メールだけど、そのわずかな間でも『今日すれ違ったのは、ちょっといい男だったわ』と、ときめくことがある。きっと皆さんの日常にもあるんじゃない? そんなにドラマチックじゃなくても、すてきなことのかけらって、日常にいっぱい隠れているはずなのよ」                         引用元: ESSEonline(エッセ オンライン)

テレビ観ながらのV字開脚、ナンバーでかけ算足し算・・・たしかにちょっとした時間でも、自分を磨く習慣が身についていらっしゃる、ということでしょうか?

いやいや、それ以上に衝撃なのは、当時御年80歳の加賀さんが、日常の生活の中で「ときめき」を忘れていらっしゃらないこと!!

ドッカーン!!もう「ステキ」しかでてこない・・・
なるほど、ですね。日頃の努力だったりも大事だけど、こういう日常の中から、ワクワクするものやドキドキするものを見つけられる感性を持ち続けていくことって、とても大事なことなのかもしれませんね。

加賀まりこさんの若い頃はどうだったの?

東京出身の加賀さんは、高校性の時に路上でスカウトされ、17歳で芸能界デビュー。数々のドラマや映画に出演、小悪魔的なルックスと高い演技力で人気女優となりました。歯に衣着せぬ発言や、強気な態度もあり、尖ったキャラクターイメージをもたれます。

次々に仕事が舞い込み、20歳の時、あまりの忙しさ、週刊誌の記事にイメージだけで書かれたりすることなどに嫌気がさし、一時休業、単身パリに渡ります。それまでに稼いだお金で豪遊し、あのイヴ・サン=ローランとも交友があったそうです。

相当多忙だったに違いありません。20歳なんて遊びたい盛りに仕事ばかりは辛すぎます。昭和のアイドルの方々の話をきくと、睡眠時間もなかったり休みもなかったり、などとよく聞きます。でも、そこできちんと自分で判断して行動するあたり、さすがだと思います。彼女の性格上「自分の意思を貫いた」という面もあるのかもしれませんが、20歳で海外で豪遊できるだけ稼いでるんですから、たいしたものです。

そして半年後、帰国して舞台に出演しますが、それが大盛況となり、女優としての喜びを知り、以降、女優業に本腰を入れるようになったそうです。

加賀まりこさんの恋愛や結婚、そして現在は?

さて、女優として大活躍される反面、恋愛や結婚などは、どうだったのでしょうか?

パリに滞在中の20歳の頃、語学学校に通いながら、ランチデートやディナーデートと、毎日いろんな方とデートしていたそうです。言葉がよく通じておらず、ダブルブッキングしたこともあったそうです。
すごくドキドキワクワクするような世界ですね。加賀さんは、日本のみならず、パリでも人を惹きつける魅力があったことは間違いありません。

そして、あのノーベル文学賞作家の川端康成氏に、加賀さんは非常に気に入られており、彼とのエピソードは、加賀さんが出演された番組で度々話題になるほどです。

彼は、加賀さんの熱狂的な大ファンで、撮影所に見学にきたときも、とにかく加賀さんのことだけをみていた、という話や、そんな巨匠の川端氏に加賀さんが説教をしたことで、逆に気に入られてしまった、という話、朝食を一緒に食べることを誘われて、なんてこともあったり・・・。
恋愛関係かというと、そこははっきりしていませんが、加賀さんが、川端康成氏の大のお気に入りだったことは間違いないようです。

そして、恋愛のお相手として、まず話題になったのは、石坂浩二さんです。
加賀さんと石坂さんは、舞台共演をきっかけに出会い、交際、同棲までしていたそうですが、お互い仕事が忙しく、自然消滅してしまった、とのことです。
石坂さんは、その後、こちらも大物女優の浅丘ルリ子さんとご結婚されたのですが(のちに離婚)、石坂さんに浅丘さんを紹介したのは、なんと加賀さんなんだそうです。

へ~なんか、元彼とか元カノ、とか気にならなかったのでしょうか?
それでも結婚したいくらいの強い気持ちがあったんでしょうね。自由というか、お互い後腐れ(あとくされ)がない感じが、なんかいいですね。


そして、さらに恋愛としては、布施明さんの名前が挙げられます。
当時としては、お互い超売れっ子で、芸能人同士の熱愛は御法度とされ、お互い忙しいこともあったでしょう。まわりからもいろんなことをいわれたのかもしれません。あまり長くは続かなかったようです。

自分の意思がはっきりしているタイプの加賀さんだけに、自由に恋愛できないのは、とても辛かったのではないかと思われます。

そして、当時としては衝撃の出来事だったと思われますが、1972年、27歳の時、加賀さんは、女の子を出産しました。
未婚での出産でした。父親は誰かは明かされていません。
しかし、そのお子さんは、出産して7時間後に亡くなってしまいます

当時、未婚で妊娠・出産するということは、世間から相当なバッシングがありました。
今でこそ、そういう人生の選択も多様性、と受け入れられつつありますが、それも個人差があり、今の今でも、よく思わない人だっています。

加賀さん自身、この未婚の妊娠・出産により、女優として、芸能人として、世間の大バッシングを受けることは、当然予想していたことだったでしょう。
そんな中、子どもを産む決断をすることは、相当な覚悟がいったはずです。

妊娠、出産して終わりではありません。出産後も、世間からいろいろなことを言われるだろうし、自分も保たなければいけない、そして、子どもも守らなければいけない・・・。

しかし、覚悟して出産したはずの加賀さんを待っていたのは、生まれたばかりの我が子が、わずか7時間で亡くなってしまう、という現実でした・・・。

これは、芸能人や女優として、という以前に、一人の人間として、とてつもなく辛い経験であったことは、いうまでもありません。

NHK「あさイチ」(2023年12月20日放送)にVTRで出演された際、加賀さんは、当時の思いについて、普通」に憧れていたことを明かしました。「子供を産んで育てて責任持って愛情を注ぐ」という、母親の生活をしてみたかったそうです。
その結果、お子さんが生まれてから7時間でこの世を去ってしまった、ということについてもお話されました。
そこで加賀さんは、「普通」にあこがれても、小さくまとまるだけだから、「普通」にあこがれるのはやめよう、と思われたそうです。

う~ん・・・当時、加賀さんなりの思いがあったのですね・・・。

そして、その後、加賀さんは、そこで果てることなく、芸能の世界で活躍し続けます。

1974年30歳のときに、フジテレビプロデューサーの高田明侑さんと結婚しました。が、5年後1980年には離婚されています。

そして、現在は、というと、59歳のときから、7歳年下の演出家、清弘誠さんと、事実婚を続けており、かれこれ20年以上になるようです。

清弘さんとは、もともと長年の麻雀仲間でした。
15年ぶりに清弘さんと一緒に仕事をした際、彼に惹かれた加賀さんは、彼にアタック、そこから5年をかけて、ようやくOKをもらえた、とのこと。

ちなみに、7歳年下の清弘さんへの口説き文句は、「友達ではなく、私を恋人にしてください」だったそうです。

「この穏やかな人と一緒に過ごしたい、50過ぎた自分が引き受けてもらいたいと思ったのが、清弘さんだった」ということを、2021年11月4日「徹子の部屋」に出演された際、語っておられました。

いつでも自分の気持ちに正直、というか、まっすぐな加賀さん。
つい年齢のこととか、世間体を気にしてしまいそうですが、加賀さん自身が、とても自然体で生きておられるように感じました。


加賀さんが清弘さんに振り向いてもらうまでには5年かかりましたが、それには理由がありました。

清弘さんには、自閉症の息子さんがいます
清弘さんは、離婚した後、清弘さんのお母さんとともに、ずっとその息子さんを育てておられました。
が、先のことを考え、親が先に死んだとしてもちゃんと面倒をみてもらえるような彼の預け先を、5年の間、探しつづけていました。

そして、ここがいいと思えるところをやっとみつけ、そこに息子さんをあずけることができ、清弘さんは、加賀さんに振り向くことができたのだそうです。

お相手にも、それなりの事情があり、たしかにいろいろ考えざるを得ない状況だったのですね。
でも、その状況を理解して、待ち続けた加賀さんにも、深い愛を感じます。


年齢を重ねると、それなりに背負っているものがあったり、いろんな事情がでてくると思います。
でも、そこであきらめないで、まっすぐ自分達の気持ちに向き合ったお二人に、私はとても深い感動を覚えました。
年なんて、関係ないですね。いくつになっても、自分の幸せを求めていいんだ、ということに、背中を押してもらったような気がします。

おまけ

さて、事実婚を続けておられる加賀さんですが、2021年、映画「梅切らぬバカ」(和島香太郎監督)という映画で、主演を演じました。

この映画は、母親と自閉症を抱える息子が社会の中で生きていく様を描いた物語です。
加賀さんは、この母親役。そして息子役は、塚地武雅さんです。

加賀さんは、この役のオファーについて、この役柄が、自分のパートナーの息子が自閉症を抱えており、この親子の日常がそんなに違ったものではなかったため、自分ならやれるかもしれないと思い、引き受けることにしたそうです。

この映画の中の淡々と描かれる日常の中で、「母としていられればいいな」との思いもあったようです。

これは、加賀さんの、息子さんへ対する愛情表現のひとつの形ではないかと思いました。
息子さんの現実にもに関連した映画で主演すること。
女優さんだからこそできる、愛情表現。
加賀さんだからこそできる、愛情表現。
むしろ、加賀さんにしかできない、愛情表現。

なんか「」じゃないですか?

まとめ

・年齢は1943年生まれの81歳(満82歳)
・輝きの秘訣は、ちょっとした時間にも運動やストレッチをしてみたり、頭を使うような習慣をもつこと。そして、日常の生活の中で「すてきなことのかけら」をみつける。そう、「ときめき」を忘れないこと!!
・恋愛については、モテモテ。文豪、川端康成氏のお気に入り。石坂浩二さんや布施明さんと交際するも破局。未婚で出産したばかりの子どもを亡くしてしまうという辛い経験もあり。
・のちに、TVプロデューサーの高田明侑さんとの結婚、離婚を経験。
・現在は、5年かけてアタックした演出家の清弘誠さんと、20年以上の事実婚を継続中

以上、今も輝きを放ち続ける、加賀まりこさんについて、まとめてみました。
加賀まりこさんの魅力は、正直ここではまとめきれません。これはほんの一部にしかすぎません。
でも、それだけでも、加賀まりこさんの人生や生き方は、とても私の胸に響きましたし、感動を与えてくれました。
今もいろんなドラマなど出演なさっていますが、女優さんとしてだけでなく、「加賀まりこ」さんという一人の女性、人間として、目が離せません。
私も加賀さんみたいになりたい・・・。
まずは前屈と、車のナンバーみたら足し算(事故に注意)からはじめようかな、と思います。あと、そこらでイケメンでもみつけねば。

ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
なにかのお役に立てれば幸いです。

またどこかでお会いしましょう。

もうすぐアンクルグランマでした。

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