こんにちは、アンクルグランマです。
2025年7月9日に、テレビ東京で「テレ東音楽祭2025夏」が放送されます。
その出演者として、のんさんと堀込泰行さんが共演します。
のんさんは、一時メディア露出が減った時期もありましたが、近年はたくさんのメディアでドラマや歌手としても出演、メキメキと多方面で活躍されています。
そんなのんさんと共演する堀込泰行さんについて、また、のんさんとの関係、コラボで披露する曲「エイリアンズ」についてもまとめてみましたので、気になった方はぜひご覧ください。
堀込泰行さんとは?
テレ東音楽祭2025夏で、のんさんと共演される堀込泰行さんは、日本のシンガーソングライターで、キリンジの元ボーカルです。
キリンジ(KIRINJI)とは?
キリンジは、1996年、実兄弟である堀込高樹さん、堀込泰行さんの2人で結成されたバンドで、1998年にメジャーデビューしました。
デビュー後、兄弟ならではとも言える、息の合った美しいコーラスと、複雑でありながらもポップなサウンド、そして独特な歌詞の世界観で注目を集め、SMAPや松たか子さんなどをはじめ、様々なアーティストへの楽曲提供などもおこなっていました。
そんな活躍をしていたキリンジでしたが、2013年、弟の堀込泰行さんが脱退しました。
堀込泰行さんが脱退した理由は、決して兄弟として不仲だったというわけではなく、お互いを一人のミュージシャンとして尊重しながらコミュニケーションをとる、ということが難しく、泰行さんがそのことで悩むようになってしまったからだそうです。
仲が悪いわけではなく、兄弟として相手を思うからこそ、もあったのでしょうね。
泰行さんが脱退したあとのキリンジは、同じ年2013年に新メンバーを迎え、バンド名も「KIRINJI」に変更、6人組の編成バンドとして、再始動していました。
その後、2021年からは、堀込高樹さんのソロプロジェクトとして、シングルやアルバムのリリースをはじめ、ツアーやライブ、様々なアーティストへの楽曲提供、ドラマや映画、番組のテーマソング制作など、様々な活動をおこなっています。
今年、2025年7月25日には「FUJI ROCK FESTIVAL ’25」への初出演も決定しています。
のんさんと堀込泰行さんの関係は?
堀込泰行さんは、今回のんさんと共演していますが、どういう関係なのでしょうか?
堀込泰行さんとのんさんの出会いは、2017年3月にオンエアされた、LINEモバイルのテレビCM 「LINEモバイル愛と革新。(デビュー篇)」に、堀込さんが作詞・作曲したキリンジの曲「エイリアンズ」が起用され、のんさんが出演したことがきっかけでした。
2017年4月にも、第2弾として、のんさんの出演、曲も同じく「エイリアンズ」で、「LINEモバイル愛と革新。(交差点篇)」がオンエアされました。
この2つのCMは、大きな反響を呼び、名実ともに広く認知され、クリエイティブ業界で活躍する関係者にとっての大きな目標となっている日本最大級のアワード「2017 57th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」で、ACCゴールドを受賞しました。
そして、第3弾として、のんさんが、キリンジの「エイリアンズ」をアコースティック・ヴァージョンで歌うスペシャルCM動画(唄篇)が作られ、2017年6月13日、テレビ朝日系列放送のサッカー中継「2018FIFAワールドカップロシア アジア地区予選」のハーフタイム中、1度だけオンエアされました。
このCMもまた話題となり、大きな大きな反響を呼びました。
第3弾のCM制作時、「エイリアンズ」の作者である堀込泰行さんがプロデュース、のんさんの歌唱指導を行いました。
それから2人は、2017年「レコードの日」のイメージキャラクターにも起用され、メインビジュアルのポスター撮影やインタビューでも共演しました。
交流はその後も続き、2018年10月10日、堀込泰行さんがリリースしたアルバム『What A Wonderful World』の収録曲である「WHAT A BEAUTIFUL NIGHT」のMV(ミュージックビデオ)には、のんさんが出演しています。
また、2023年、のんさんの2Thアルバム収録曲「Oh!Oh!Oh!」は、堀込泰行さんが楽曲提供、プロデュースをしており、コーラスやギターでも参加、MVでも共演しています。
CMでのきっかけが、お2人の出会いだったのですね。
2013年の出会いなので、もう12年以上のつきあいということになります。
きっかけがあっても、その後も関係が続いていくということは、人によってはなかなか難しいものですが、やはり堀込泰行さん、のんさんの間に、強く通じ合うものがあったのでしょう。
のんさんは当時23歳、それまでドラマの役としてレコーディング経験はあったものの、役がついてない状態でのレコーディングは初めてで、とても緊張しつつ、そして、とても刺激的で楽しかったそうです。
のんさんにとっては、衝撃的な出会い、出来事だったのかもしれません。
そんなお二人が、12年のときを経て、今回はじめて民放のテレビで初歌唱、コラボをします。
昔から愛された曲が、現代に融合する感じで、この二人によってどのように表現されるのか、とても楽しみですね。
「エイリアンズ」という曲について
さて、今回「テレ東音楽祭2025夏」で、堀込泰行さん、のんさんが共演して披露する「エイリアンズ」という曲ですが、もとは堀込泰行さんが作詞・作曲したキリンジの曲で、2000年10月12日、6作目のシングルとして発売されました。
この曲は、キリンジの代表曲であり、リリースから20年以上経つ今も熱狂的なファンを中心に長く愛されてきた、言わずと知れた平成の名曲です。
「エイリアンズ」のMVは、『SPACE SHOWER Music Video Awards 2000』で、BEST SHOOTING VIDEOを受賞しています。
「エイリアンズ」の歌詞は、意味に深みや含みがあるとして、発表当時より様々な解釈がされてきました。
堀込泰行さんは、この曲について、「つまらない街の風景も、切り取り方やフォーカスの当て方を変える事で、ロマンティックなものに出来るのではないかと信じて書いた」というようなことを、過去にコメントしてます。
「エイリアンズ」は、のんさんが出演したCMをきっかけに大きな話題を集め、再注目されたことにより、問い合わせが殺到しました。
堀込泰行さんが春のソロアルバムリリースツアーでこの曲を披露したところ、さらに話題沸騰、ファンをはじめ、業界関係なく音源化を求める声が、多数押し寄せました。
そんな流れもあり、この曲は、2017年8月9日に、ギター、ピアノでメロディーを奏でられたラヴァーズ・バージョンとして、堀込泰行さん自身により再録、12インチのアナログレコード盤と配信でリリースされました。
アナログレコード盤には、ダブバージョンがカップリングされており、ダブワイズという、レゲエ音楽から派生した音楽ジャンルでありリミックスの原型をさらに発展させた音楽スタイルや技があふれるものになっているそうです。
「エイリアンズ」は、2020年代にはいってからも、劇中歌や挿入歌としても起用されています。
また、鈴木雅之さんやJUJUさん、秦基博さん、由薫さんなどのアーティストをはじめ、多くの人々にカバーされています。
これだけいろいろな人に愛されてきた名曲ですが、私が思うに、曲を作ったご本人である堀込泰行さんがおっしゃるように、歌詞もそうですが、曲自体が、水やスライム、あるいはつねに変化する雲のように、その色や形を変え続け、自由自在に存在しているような気がします。
だからこそ、多くの人々の心に響き、時代を経ても、まったく色褪せないのではないでしょうか?
まとめ
・堀込泰行さんは、日本のシンガーソングライターで、元キリンジのボーカル。
・キリンジは、実兄弟である堀込高樹さん、堀込泰行さんの2人により結成されたバンドであり、1998年メジャーデビュー、2013年に堀込泰行さんが脱退し、現在は堀込高樹さんのソロプロジェクトとして活動している。
・のんさんと堀込泰行さんの関係は、2017年のCMをきっかけにはじまり、その後もお互いのMVに出演したり楽曲提供したりなど、12年以上もの交流が続いている。
・「エイリアンズ」という曲は、2000年にリリースされたキリンジの代表曲、名曲でもあり、現在も多くの人々に愛され続けている。
以上、堀込泰行さんや、のんさんとの関係、「エイリアンズ」という曲についてまとめてみました。
堀込泰行さんと、のんさんという世代の違うお二人が、どのようなきっかけで知り合い、この「エイリアンズ」という曲をコラボすることになったのか、私はまったく知りませんでした。
今回いろいろ調べてみて、時代、世代を越えた人との繋がりだったり、音楽の魅力、力を感じたように思います。
「テレ東音楽祭2025夏」では、様々なアーティスト、幅広い世代の方々が出演されるので、とても楽しみです。
また、時代や世代を越えた衝撃的な出会いがあるかもしれませんね。
ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。
なにかのお役に立てれば幸いです。
またどこかでお会いしましょう。
もうすぐアンクルグランマでした。
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